明けましておめでとうございます。
組合員、ならびにご家族の皆様には輝かしい新春を迎えられたことを心よりお慶び申し上げます。また日頃より農業の振興及びJAの事業活動に格別なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、全国的にみると昨年は台風・大雨による甚大な自然災害が多く発生し、農業には厳しい1年であったかと思います。幸い当県での大きな被害はなく、水稲の品質面では当JA管内の1等米比率は5年連続で95%を上回り、県下でもトップクラスの品質を維持することができました。これもひとえに生産者の皆様の常日頃のご尽力の賜物であると感謝申し上げます。そして、デビュー2年目を迎えた「富富富」は本格的な販売が進み、県内消費も好調に推移しております。当JAのブランド米の「米一番」とともに産地間競争を勝ち抜く頼もしい仲間に育っています。
1億円産地づくりの重点品目「えだまめ」については、作付面積が37haと年々拡大し、1億円到達が期待されましたが、全国的に枝豆が豊作となり、価格が低迷したため持ち越しとなりました。今後も播種時期の見直しや選別精度の向上を図り、「富山ブラック」の品質向上に努め、東京オリンピック・パラリンピックの食材提供、ならびに売上1億円突破を目指して頑張りたいと思います。
令和2年度は、第47回JA富山県大会で決議しましたJAグループの取り組み事項である「農業者の所得増大・地域活性化へのさらなる挑戦」、「自己改革を支える組織・事業・経営の再構築」、「メンバーシップの強化と食・農・協同組合にかかる理解の醸成」を実践する2年目の年です。引き続き『総合事業体』としての強みを活かし、地域農業の振興と組合員・地域住民の暮らしを支えるため、JA自己改革の実践に向け、努力していく所存でございます。一層のご協力をお願いするとともに皆様のご意見・ご要望をお聞かせいただければ幸いです。
最後になりますが、皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして新年のご挨拶といたします。
いみず野農業協同組合 代表理事組合長 水元 睦雄
JAいみず野(いみず野農業協同組合)は、富山県射水市を事業エリアとする農業協同組合です。
助け合いの精神のもと、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、持続可能な農業と豊かでくらしやすい地域社会の実現を目指し、様々な事業や活動を行っております。