お知らせ

新春のご挨拶

明けましておめでとうございます。

組合員の皆様、ならびにご家族ご一同様には輝かしい新春を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。皆様には日頃より農業の振興及び事業活動に格別なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、昨年も猛暑や台風・大雨による被害が発生する等、自然災害が多く農作業には厳しい一年であったかと思います。そのような条件下においても品質面では当JAいみず野管内の1等米比率が98%を上回る県下でもトップクラスの高品質な米を生産することができました。これもひとえに農家の皆さんの常日頃のご尽力の賜物であると感謝申し上げます。

また、待望の富山米新品種「富富富」が本格デビューし県内外から高い評価を得られたことは大変心強く、当管内でも昨年は22.9haであった作付面積が今年は約50haに増加になりますので「米一番」とともに産地間競争を勝ち抜く頼もしい仲間に育てていく所存であります。

1億円産地づくりの重点品目「えだまめ」は、作付面積が31.5haと年々増加し県下最大の産地となりました。今後も専用省力機械、保冷庫や出荷場の施設を整えて単収・品質向上による販売金額の増加を図るとともに、えだまめでは全国初のJGAP(日本の良い農業のやり方の略です)団体認証取得により東京五輪への食材提供可能となったことが「富山ブラック」のブランド力向上に寄与し、ひいては生産者の所得増大につながるものと確信しております。

平成31年度は昨年11月開催の第47回JA富山県大会で決議しましたJAグループの取り組み事項である「農業者の所得増大・地域活性化へのさらなる挑戦」、「自己改革を支える組織・事業・経営の再構築」、「メンバーシップの強化と食・農・協同組合にかかる理解の醸成」を実践する最初の年度であり、引き続きJA自己改革の実践にも徹底して取り組む所存です。昨年12月から支店購買を見直して農産物直売所菜っちゃん太閤山・新湊店にその役割を移して菜っちゃんの店舗を充実・活性化につなげ、物流拠点を3か所設置して業務を集中・効率化することでコストの低減を図り、担い手の皆様への支援・連携を強化することを目的に取り組んでおりますのでJAに対する皆様のご意見・ご要望をぜひお聞かせいただきたくよろしくお願い申し上げます。今後とも食と農を通じて地域社会へ貢献することで、皆様に信頼され、選ばれる「JAいみず野」を目指してより一層の努力を続ける所存であります。

最後になりましたが、皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして新年のご挨拶といたします。

いみず野農業協同組合 代表理事組合長 水元 睦雄

JAいみず野

JAいみず野(いみず野農業協同組合)は、富山県射水市を事業エリアとする農業協同組合です。

助け合いの精神のもと、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、持続可能な農業と豊かでくらしやすい地域社会の実現を目指し、様々な事業や活動を行っております。

JAいみず野公式サイト