お知らせ

年頭のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。組合員の皆様、ならびにご家族ご一同様には輝かしい新春を迎えられたことと心よりお慶び申し上げます。

新しき年を迎え、急ピッチで進む新幹線の高架橋工事や今年9月の完成を目指す新湊大橋に射水市の未来に向かう躍動の息吹を感じ、故郷の更なる発展を願うところであります。

昨年は富山県人が犠牲となったニュージーランド地震で驚いていたところに、東日本大震災が発生して、多くの方々が被災され尊い命が失われました。地震やその後発生した原子力発電所の事故により、今までの生活を失った方や故郷を離れた方、仮設住宅での生活を余儀なくされている方も多いと聞いており、一日でも早い復興を願うものであります。

本年の農業問題では、TPP交渉参加をめぐり、その成行きが心配されます。タイの洪水被害によって、自動車産業や電機など多くの生産事業が生産調整を強いられました。その世界的な規模を見るに、日本産業のグローバル化が進み、外国での生産を増やす産業の空洞化を心配するところであります。しかし、TPP交渉参加による自由貿易で利益を生みだす企業は良いとして、農業や医療の問題はどうなるのか、はっきりとした説明責任があると考えます。日本の農業に本当に必要なものは何なのか、交渉の影に見え隠れするアメリカ企業の戦略に惑わされることなく、住みよい国日本を守るための政府対応を期待するものであります。

12月末に竣工しました野菜集出荷施設は、震災の影響で多少完成が遅れましたが、一億円産地づくりの品目として作付けをしている「枝豆」の共同選別・共同出荷を目標としたもので、予冷倉庫を活用した計画出荷ができる事から、いみず野管内の園芸振興基幹施設として大きく貢献できるものと確信しております。

建設計画を進めております下地区と新湊東部地区の統合支店は、名称募集の結果「いみず野農協東部支店」とする事を役員会で決定しました。今春の建設工事着工により、7月末までに工事の完成、8月13日の開店を目指し計画を進めており、組合員の皆様方や関係各位の一層のご協力をお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして新年の挨拶といたします。

いみず野農業協同組合
代表理事組合長 夏野 元秀

JAいみず野

JAいみず野(いみず野農業協同組合)は、富山県射水市を事業エリアとする農業協同組合です。

助け合いの精神のもと、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、持続可能な農業と豊かでくらしやすい地域社会の実現を目指し、様々な事業や活動を行っております。

JAいみず野公式サイト